ホームAI導入支援導入事例会議の議事録づくり

CASE 03 / OPERATIONS

会議の議事録づくりを
自動化した

当社の会議は、録音・文字起こし・要約・宿題の一覧化まで人が書いていません。議事録を「書く」仕事を消しただけでなく、「読んで動く」仕事の一部もAIに移しています。

自社事例

この事例の要点

当社の会議は、会議ツールに関係なく自動で録音され、文字起こし・要約・アクションアイテムの一覧まで議事録データベースに揃います。人はメモを取りません。さらに一歩進めて、AIエージェントがその議事録を読み、自分が担当できる宿題にその日のうちに着手する運用にしています。2026年8月27日の60分の定例では、議事録から抽出されたアクションアイテム7件のうち4件が翌日までに完了しました。

なぜ自動化したのですか?

議事録は「書くのが大変」以上に、「書いたあと誰も動かない」ことが問題だったからです。

議事録づくりの負担はよく知られています。会議中にメモを取ると議論に集中できず、会議後に書くと記憶が薄れ、結局「やった感のある文書」だけが残ります。ただ、書く時間をゼロにしても、議事録が読まれず宿題が放置されるなら、価値は半分です。

そこで当社は2段に分けました。1段目は記録の自動化(録音→文字起こし→要約→宿題の一覧化)。2段目は実行への接続(AIが議事録を読み、着手できる宿題は人を待たずに進める)。議事録を「書く文書」から「実行される文書」に変えることが目的です。

何を作ったのですか?

議事録データベースを中心に、記録から実行までを4工程でつなぐ運用です。

1

自動録音

会議が始まると自動で録音が立ち上がります。Web会議ツールの種類に依存せず、対面の打ち合わせでも同じ仕組みで録れます。録音は参加者に事前に伝えます。

2

文字起こしと要約

終了後、全文の文字起こしと論点別の要約が自動で作られ、議事録データベースに1会議=1ページで蓄積されます。要約の各行から発言の原文に飛べる形です。

3

宿題の一覧化

「誰が・何を・いつまでに」のアクションアイテムが議事録の先頭に自動で並びます。会議後に「で、誰が何をやるんだっけ」を思い出す作業がなくなります。

4

実行への接続

AIエージェントが議事録を読み、サイト修正・リスト作成など自分で完結できる宿題に着手します。判断が必要なものは進め方の案を添えて人に戻します。

ポイントは4段目です。1〜3段目は既製のツールの設定でも実現できますが、そこで止めると「きれいな議事録が溜まるだけ」になりがちです。宿題に着手する主体まで決めて初めて、会議の時間が結果に変わります

数字でいうと、どうなりましたか?

60分の定例から宿題7件が自動抽出され、うち4件が翌日までに完了。議事録づくりに使う人の時間は0分です。2026年8月27日の定例の実測です。

議事録づくりの人の作業
0分 / 会議

録音の開始・文字起こし・要約・宿題の一覧化のいずれにも人が入りません。

宿題の抽出
7件 / 60分定例

担当者つきのアクションアイテムとして議事録の先頭に自動で並びます。

翌日までに完了
4件 / 7件

サイト構成の変更・営業リスト100件の作成などをAIエージェント側が実施。残る3件は人の判断・相手方の作業を含むもの。

運用費
約3,000円 / 月

議事録ツールの有料プラン相当。録音時間の上限を外すための費用です。

「削減した時間」は出していません

当社には議事録を人手で清書していた期間の実測がありません。一般に「1時間の会議に対して議事録作成30分」などと言われますが、それを当社の削減実績のように書くことはできません。出せるのは「人が書かずに記録と宿題一覧が揃い、翌日までに4件が動いた」という運用実績までです。

御社の場合の削減時間は、いま議事録に実際にかかっている時間を先に測ってから算出します。無料AI業務診断はその最初の見積もりに使えます。

うまくいっていないことはありますか?

あります。文字起こしの誤変換は毎回残ります。人名・業界用語ほど間違います。

実際の議事録では、人名や「士業」のような同音の専門用語が別の言葉に化けることが定期的に起きています。全文を人が校正すれば直りますが、それでは自動化した意味がありません。

当社の割り切りは2つです。①要約と宿題一覧を正とし、全文の文字起こしは「原文確認用」と位置づける。要約の各行から該当発言に飛べるので、疑わしい箇所だけ原文に当たれます。②固有名詞が金額や契約条件に関わる場合だけ人が確認する。誤変換ゼロを目指すより、間違いが実害になる箇所を絞って見るほうが、運用として続きます。

他社でも同じことができますか?

1〜3段目(記録の自動化)はほぼどの会社でも再現できます。4段目には条件があります。

条件この事例での中身
録音の同意が取れる社外との会議は録音する旨を先に伝えています。同意を取れない相手・内容の会議は、この仕組みの対象外にしています。
間違いに気づける形を残す要約から原文の発言に飛べる形にしているため、誤変換や解釈違いを疑ったときに数秒で検証できます。要約だけが残る形にはしません。
宿題の出口が決まっている「議事録を読んで動く主体」がAIエージェントとして存在するから4段目が成立しています。出口がなければ、まず1〜3段目(記録の自動化)だけでも十分に効きます。

導入の順番としては、記録の自動化だけでも会議のたびに効果が出ます。実行への接続は、宿題の種類(サイト修正・資料作成・リスト作成など、成果物で完結する仕事)が多い会社ほど向いています。

御社の業務では、何時間になりますか

削減見込み時間は、いま実際にかかっている時間を入れないと出せません。
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数値の出所
宿題の件数・完了数は2026年8月27日の当社定例の議事録と、翌8月28日までの作業記録にもとづきます。運用費は議事録ツールの有料プランの月額です。
掲載しているのは当社自身の業務の記録であり、成果を保証するものではありません。同じ仕組みを入れた場合の結果は会議の量・宿題の種類により変わります。
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記載: 合同会社SUTEKINA JIKAN / 公開日 2026年8月28日