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CASE 01 / MARKETING

オウンドメディアの記事制作・公開を
無人化した

当サイトの記事コーナー「Notes」は、テーマ決めから本番公開まで人が触っていません。うまくいった話だけでなく、2日止まった話も書きます。

自社事例

この事例の要点

Notionに記事在庫を持ち、テーマ補充 → 執筆 → 品質レビュー → 本番公開の4工程をつないで無人で回しています。全自動化した2026年8月10日以降、8月12日から8月27日までの16日間で16本を、公開判断に人が入らないまま出しました。運用費は月5ドル前後です。

なぜ自動化したのですか?

「書く時間が無いから更新が止まる」を、意志ではなく仕組みで解いたかったからです。

オウンドメディアが止まる理由はほぼ1つで、書く人の時間が他の仕事に食われることです。当社は代表1名と業務委託パートナーの体制で、記事は常に後回しになる側の仕事でした。ここを「気合いで続ける」対象にしている限り、忙しくなった月に必ず止まります。

そこで、続けるかどうかを人の意志に依存させない形に組み替えました。人が関与するのは「品質レビューに落ちた原稿を見る」ときだけで、通常運転では誰も何もしません。

何を作ったのですか?

Notionを原稿の置き場にして、1時間ごとに4つの工程を順番に動かす仕組みです。

1

テーマ補充

アクセス解析から直近28日の記事別実績(表示回数・滞在時間)を取り、読まれている切り口を優先して新しいテーマを作ります。在庫が一定数を下回ったときだけ動きます。

2

執筆

テーマから記事の下書きを生成します。1回の実行で最大2本、レビュー待ちが溜まっているときは動きません。

3

品質レビュー

下書きを別工程で点検し、合格なら公開待ち、不合格なら保留にして理由を書き残します。落とすのは事実の疑い・既存記事との重複・誇大表現など重いものだけです。

4

公開

合格した記事を1日1本だけ本番に出します。記事ページ・一覧・サイトマップの3ファイルを1回の更新でまとめて反映します。

ポイントは3段目です。生成をつなげただけの自動化は、品質が落ちたときに止める人がいないため、いずれ公開を止めることになります。「落ちた原稿は人のところに来る」出口を先に作ったので、通常運転では誰も見なくて済んでいます。

数字でいうと、どうなりましたか?

16日間で16本、公開の欠けはゼロ。運用費は月5ドル前後です。いずれも2026年8月27日時点の実績です。

全自動化後の公開
16本 / 16日

2026年8月12日〜8月27日。公開日の欠けはありません。

記事の累計
26

仕組みの稼働開始(7月27日)からの累計。

通常運転の人の作業
0分 / 日

公開判断・入稿・デプロイのいずれにも人が入りません。

運用費
約5ドル / 月

執筆1本あたり約0.1ドル、レビュー約0.02ドル。サーバー費用は既存のサイトに相乗り。

「削減した時間」は出していません

当社にはこの業務を人手で回していた期間がありません。最初から自動で組んだため、「以前は月◯時間かかっていた」と言える一次データが手元に無いのです。ここで◯時間削減と書くことはできますが、それは実測ではなく作った数字になります。

出せるのは「人が関与しない状態で16日間に16本が出た」という運用実績までです。御社の場合の削減時間は、現在その業務に実際にかかっている時間を先に測ってから算出します。無料AI業務診断はその最初の見積もりに使えます。

止まったことはありますか?

あります。2026年8月22日に外部サービスの認証キーが期限切れになり、公開だけが2日止まりました。

公開工程がサイトのリポジトリを更新するために使っていたアクセストークンが、発行から30日で失効しました。執筆もレビューも動き続けていたため公開待ちの記事だけが溜まり、サイトの見た目は「更新が止まっている」状態になりました。8月24日にキーを再発行して復旧しています。

問題は止まったことより、気づくのに2日かかったことでした。実行ログには失敗が残っていたのに、失敗通知の設定が入っておらず、誰にも届いていませんでした。無人で回す仕組みは、止まったことを人が偶然見つけるまで誰も知らないという弱点を必ず持ちます。

再発防止として2つ入れました。①失敗時に通知が飛ぶよう設定を変更、②最新記事の日付が一定日数より古いまま実行が終わったら、それ自体を失敗として通知する。②は「エラーは出ていないのに結果が出ていない」を検知するためのもので、無人運転ではこちらの方が効きます。

他社でも同じことができますか?

条件が3つそろえば再現できます。逆に、そろわない業務には勧めません。

条件この事例での中身
間違えても取り返しがつく記事は公開後でも直せます。請求の確定や在庫の引き当てのように、間違えると外に影響が出る業務は、同じ形の無人化には向きません。
合否の基準を言葉にできる「事実の疑い・重複・誇大表現があれば落とす」まで具体化できたので、品質レビューを自動化できました。基準が「なんとなく良い感じ」のままだと、この工程は作れません。
止まったことを検知できる成果物の日付を見て停止を判定しています。何をもって「動いている」と言えるかが決められない業務は、無人化しても運用が成立しません。

この3つは、当社がAI導入支援でお受けする業務を選ぶときにも同じ順番で確認しています。1つ目を満たさない業務は、無人化ではなく人の確認を挟む形で設計します。

御社の業務では、何時間になりますか

削減見込み時間は、いま実際にかかっている時間を入れないと出せません。
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数値の出所
公開本数・公開日は当サイト Notes の掲載実績(2026年8月27日時点)。運用費は各実行ログに記録された実測にもとづく月額の目安です。
掲載しているのは当社自身の業務の記録であり、成果を保証するものではありません。同じ仕組みを入れた場合の結果は業務内容・現在のフローにより変わります。
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記載: 合同会社SUTEKINA JIKAN / 公開日 2026年8月27日